森美術館アナザーエナジー展 現代アートと多様性

Miraryについて

先日、森美術館で開催中の「アナザーエナジー展」にお邪魔しました。
 
今なお世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名の作品と活動を展示。
16名の年齢は71歳から105歳まで。彼女たちは、流行にとらわれることなく、アートを通じて力強くメッセージを発し続けています。
それは、生きること、考えること、表現すること、ときに社会や規範に対して抗うこと。
言葉や文化を越え、絵画や映像、大規模インスタレーションなどの作品全体から圧倒的なエナジーを感じました。
 
特に印象的だったのが、ニューヨーク・ブルックリンで2013年に行われたアートイベント。
アメリカのアーティスト、スザンヌ・レイシー氏による、当時の様子を撮影した短いビデオ『玄関と通りのあいだ』が場内で放映されています。
参考記事
 
街角で市民が自分の抱える思い、課題、怒り、悲しみを語り合う。
誰から始めるのでもなく、好きなように集い、好きなように去る。
多様な街ブルックリンでの対話の姿が印象的でした。
 
Miraryでは、現代アートのエッセンスを企業・大学に向けたプログラムに応用。
多様性とは一人ひとりが本来もつ力。
組織やチームに活かすことで、今までになかった気づきや新たな視点を生み出します。
 
この夏には企業研修、秋には大学でのワークショップの企画が進行中。
今後の展開について、試行錯誤しながらチーム一同わくわくしています。
詳しくは随時ご紹介予定です。
 
アナザーエナジー展の会期は9月26日まで。
こんな時代に生きるための智慧を、肌で知ってみませんか。
 
(代表 竹田綾夏)
 
 

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