こんにちは。株式会社Mirary代表取締役の竹田綾夏です。
はじめましての方も、これまでにご縁のあった方も、どうぞよろしくお願いいたします。
2018年に株式会社竹田綾夏事務所を立ち上げた頃は、方向性が定まらず個人事業主の延長としてひっそりと活動していました。
「選挙事務所?」
「出馬はいつですか?」
とからかわれることもありました。楽しい思い出です。
企業研修や省庁でのお仕事、女性やマイノリティのエンパワメント(勇気づける、力づけるという意味)が増え、私の名前よりも、ビジョンを全面に出そうと考えるようになりました。
そんな中、ご協力いただけるメンバーも増え、活動の方向を見定めた結果、Miraryという名前に決定。
未来を、mirar(よく見る)、mirror(鏡)。
そして、多様性を活かすことでmiracle(奇跡)を起こせるのだという信念を込めました。
社会学者エズラ・ヴォーゲルが「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称した頃からは、もはや遠い日本。
海外に出るたびに、残念ながら日本の存在感の薄さに危機感を覚えます。
一方、若手たちの力や、多様性への認識の高まりは、日本の希望です。
その人達の力を活かすこと、海外とのビジネスにも対応できる人材に育てることが急務であり、日本にいまだ残された課題だと考えます。
生まれ育った環境、6年間住んだアメリカ。多様な人がいるコミュニティで生まれ、暮らしたこと。
亡き祖父の故郷である台湾、訪れた東南アジアをはじめとする世界の国々で知ったこと。
日本に帰ってから受けた逆カルチャーショック。
このようなことは、正直、日本の方や仕事の役に立つことはないだろう。
そう思っていました。
しかし、人生の節目の年を迎え、
次の世代や未来に自分は何を残せるのだろうか
と考えるようになりました。
仕事以外でもウェブメディア、NPOなどで発信する機会もいただきました。
これまでの自分の専門知識、各地で学ばせていただいたことを、体系的にお伝えできないか。
多様性を活かして、企業や組織、働く方々のお役に立ちたい、今はそう願っています。
「インクルージョン(包括 包摂とも訳される)」は、先輩方が取り組んでこられた大きなテーマです。
Miraryは、これからの時代に合った、若い方も上の世代も、人種・文化・ジェンダー、宗教、障がいに関わらず、ちがいを活かしていける独自のプログラムを提供します。
詳細はホームページでご紹介しています。
「いきいきと働くにはどうしたらいい?」
「ものの言いにくい雰囲気の職場、何とかならない?」
「管理職やリーダーになるのは、正直不安…」
そんな方たちに「がんばれ」と言うだけでなく、職場全体にアプローチをするきっかけを得ていただきたい。
新しい会社ではありますが、今年実施した企業研修でも受講者様からも、インクルージョンの力や可能性について前向きなコメントをいただきました。
次回以降、Miraryでプログラムの開発・実施に関わるメンバーをご紹介いたします。
多様性を意識した、年齢、専門分野、バックグラウンドが異なる2名です。
今回はここまで。またお会いしましょう。
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